SQLプロシジャ その1(select句)
ちょっとしたデータ加工やデータの結合など、
dataステップで面倒な処理でも簡単にできてしまうのがSQLプロシジャのメリットです。
SQLに慣れ親しんでいる方にとっても、SASでSQLを使えるのは嬉しい点ですよね。
(私もSASの勉強しはじめの頃は、SASでもSQLが使える!と知って少しうれしかった気が…。)
◎SELECT句
選択した変数をOUTPUTに出力できます。
例)
data DS1 ;
A1 = "aaa" ; A2 = 10 ; output ;
A1 = "bbb" ; A2 = 13 ; output ;
A1 = "ddd" ; A2 = 14 ; output ;
A1 = "ccc" ; A2 = 12 ; output ;
run ;
proc sql ;
select A1
from DS1;
quit ;
DS1
DS1からSQL文で指定したA列のみを抽出することができます。
◎ORDER BY句、WHERE句
もちろん並び替えや抽出もできます。
先ほどのDS1のデータのソートをすることもできます。
もちろん、where文で条件を指定して
対象のレコードのみを抽出することも可能です。
上記の処理のみでは、これらの抽出したデータは
output画面に表示されているだけです。
実際にデータセットとして活用するためには
ちょっとした処理が必要となります。
それは・・・
create table文を使うと簡単に生成できます。
それはまた別記事で〜〜