OL、SEになる!おぼえがき★

関西人OL。SEの技術力獲得のためのおぼえがきまとめです!

SQLプロシジャ その1(select句)

SASでもSQLを使うことができます。

ちょっとしたデータ加工やデータの結合など、
dataステップで面倒な処理でも簡単にできてしまうのがSQLプロシジャのメリットです。

SQLに慣れ親しんでいる方にとっても、SASSQLを使えるのは嬉しい点ですよね。
(私もSASの勉強しはじめの頃は、SASでもSQLが使える!と知って少しうれしかった気が…。)

 

 proc sql ;

   SQL文;

 run ;

 

◎SELECT句 

 選択した変数をOUTPUTに出力できます。

 

 proc sql ;

    select * (出力したい変数名or全て)

    from Dataset ;

 quit ;

    セミコロンはSQL文の最後にひとつだけ

 

 例)

 data DS1 ;  

   A1 = "aaa" ; A2 = 10 ; output ;

   A1 = "bbb" ; A2 = 13 ; output ;

   A1 = "ddd" ; A2 = 14 ; output ;

   A1 = "ccc" ; A2 = 12 ; output ;

 run ;  

   

 proc sql ;

    select A1

    from DS1;

 quit ;

 

DS1

f:id:omihosam:20170912185135p:plain

 

DS1からSQL文で指定したA列のみを抽出することができます。

f:id:omihosam:20170912185225p:plain

 

 ◎ORDER BY句、WHERE句

 もちろん並び替えや抽出もできます。

 

 proc sql ;

    select *

    from DS1;

    order by A2, A1 ;

 quit ;

 

 

先ほどのDS1のデータのソートをすることもできます。

 f:id:omihosam:20170912185702p:plain

 

 proc sql ;

    select *

    from DS1;

    where A2 > 12 ;

 quit ;

 

 

もちろん、where文で条件を指定して

対象のレコードのみを抽出することも可能です。

f:id:omihosam:20170912185753p:plain

 

 

上記の処理のみでは、これらの抽出したデータは

output画面に表示されているだけです。

 

実際にデータセットとして活用するためには

ちょっとした処理が必要となります。

 

それは・・・

create table文を使うと簡単に生成できます。

 

それはまた別記事で〜〜